1番の見所は、映画に登場する歴代ゲストヒロインが見られるシーン。私の中ではやっぱりヘンダーランドのトッペマ・マペットが至高。
大きな盛り上がりも盛り下がりも特にないので、これと言って感想も出てこないという微妙な作品。ただ親目線で見ると色々と思うところはある。こいつ絶対ラスボスだろと一目見て思った奴は別に悪者ではなく、悪役らしい悪役がいないというのが何だか新鮮だった。
出産してから観たので娘を奪われたひろしとみさえに感情移入して観られたけど、これが産前だったらいまいちピンと来なかったと思う。子供にきょうだいができたらこんな感じで喧嘩するんだろうなぁとか、上の子に下の子の面倒を見るようにとか優しくするように言ってしまうんだろうなぁ、それはできるだけしないようにしようとかそんな事を思った。
ドレスを着たひまわりが可愛い。みさえの地味なマウンティングが笑える。会見とか責任とか、その辺りの大人向けジョークが妙に黒い。あるシーンは子供が観たら泣くんじゃないかと思った。しんちゃんも泣いてたし。
これをもう1度観たいかと言われると別にそうは思わないけど、暇潰し程度にはちょうど良かったかな。
