「テイクディスワルツ」のサラ・ポーリーが主演とのことで鑑賞。
っていう前置きを書かなきゃレビューするのも恥ずかしいくらいの邦題がついています。
単純に自分と主人公を重ね合わせて「もし自分がアンだったら…」とかを考えさせるような映画ではないと思います。アンの目線の先にはいつだって原題の「My life without me」、自分のいなくなった自分の世界がぼんやりと透けていてなんとも切ない。
いくらこんな状況でも浮気はよくないという意見もわかるけれど、アンは一方で"現実の自分がいない架空の自分の世界"、"自分が歩むかもしれなかった自分の世界"みたいなものも求めていたのでは。
