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聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-のあみだくじのレビュー・感想・評価

4.0
 以前から観たかった作品。山本五十六さん、子供の頃からよく聞いていて、というか地元出身なので、よく習った。子供ながらに何というか、心に残ってた。
 その山本五十六。本作でこの時代でもまだ、薩長がどうのとかあったのに驚き。確かに長岡藩は敗れてしまったが、その敗れた藩の武士の子孫で、ここまで登り詰めたのは、ひとえに凄かったんだろうと思う。
アメリカとの戦争を反対していたというのは有名な話。そして真珠湾攻撃は彼の意に反していた、というのも有名な話。だけども彼はその罪を、一身に被ったのかなぁ、と私は思ってしまった。本当かどうかは分からないが、自分のせいで死んでいった若き兵士達に、責任を感じていたように思えるセリフもあり、考えさせられる。
 もし、彼が生き残っていたら、こんな終わり方ではなかった、とあるけど、降伏ではなくても、裁判にかけられてたのかな?とか思ってしまう。
 役所広司さんは本当に素晴らしい演技だったと思う。で、長岡藩の河井継之助も演じているから、次を期待してしまう。小林虎三郎か?田中角栄はちょっと見た目が違いすぎるかな?
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