嫉妬という魔物に取り憑かれ猜疑心に苛まれ、うつ病を患う。
自ら人生の幕を閉じた女性。
僅か30歳、自宅のオーブンに頭を突っ込み一酸化炭素中毒で自殺。
アメリカの女性詩人、シルヴィア・プラスの実話に基づいたお話。
フォロワーさんのレビューが意味深で〜
そしてジャケのグウィネス・パルトロウの笑顔に惹かれて…。
こんなに悲しいお話だとは思わなかった〜!!
シルヴィアの旦那さんも詩人なんですけど才能に溢れいくつかの賞も獲り、女性陣にはちやほやされの日々。
なかなか書けない、芽が出ないシルヴィアは人気者の旦那さんを見ているうちに、だんだんと精神を病んでいくの。
ウィキでシルヴィアの生涯をざっと読んだけど、さすがにウィキは感情的に書かれてはいないので映画とは印象が違う人物像。
当たり前か。
うつ病、夫の浮気、自殺未遂、2人の子供を抱えての生活。
取り憑かれたようなシルヴィアから生まれる言葉の数々。
彼女は真っ向から立ち向かい過ぎだワ。
嫉妬も妄想も湿疹のようなもの。
掻きむしれば飛び火して、あちこちがかゆく熱をもつ。
注意深く目をそらし過ぎ行くのを待てばよいものを。
シルヴィアの行き着いた先を見て暗い気持ちになったと同時に、やっと休まった彼女の精神を感じて、ため息ひとつ。
シルヴィア・プラスの詩。
読んでみたいようなみたくないような。