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コズモポリスのpicaroのレビュー・感想・評価

コズモポリス(2012年製作の映画)
3.8
こういう作品はわかったふりをして観るに限る。そしてなんとなくの雰囲気を楽しめれば良いと思うのです。完全に理解しないと好きと言ってはいけないわけではないのです。(言い訳)

この作品はロバート・パティンソンを起用しているところが大きいと思ったんだけど、それは贔屓目なのかどうなのか今となってはわからないので、嵌る前に観たかったな。
作品の世界自体が私達の世界と少しずれた、具体的には抽象化されたレイヤーに設定されているので、主人公はその世界の住人である必要があって、ロバート・パティンソンはその少し抽象化された存在をうまく演じたと思う。

わかりやすく言えば、ロバート・パティンソンの表情を見ているだけで楽しめる作品です。(見も蓋もない)

いやまぁ普通に、噛み合わない会話とかわかんないけど面白いし、銃の暗号を呟く場面とかネズミのやり取りとか好き。
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