異性の存在に浮つく役柄の杉村春子を見たのは初めてでとても新鮮だった。それが軽蔑の表情にあっさり切り替わっていくとこが見どころ
皆どうせ最後は独りで死ぬんだけどそれでも逞しく生きていくんですよと少しの…
元芸者の金貸しの話、しかも主演は杉村春子となっては見ないわけにはいきません。
しかし結論から言うと、期待は超えてきませんでした。
杉村春子演じるきんは金貸し故にあちこちで悪口を言われてるんだけど、…
成瀬巳喜男監督作品
お金があれば幸せなのか?というテーマ💰
それぞれがお金や人間関係に振り回されていく現実的な展開が続きはっきり言って地味ですが変に暗すぎず淡々と進みます☝️
杉村春子さんを初めご…
最後のほう、駅なかの喫茶店にいた若い芸者は、本物だろう。フィクションの中に、圧倒的な現実が映されて一瞬ハッとした。これまで観てきた物語は結局卓越した演技力を持って繰り広げられたフィクションに過ぎず、…
>>続きを読むおもい人上原謙の来訪の手紙を胸にこころときめかせる杉村春子。因業な金貸し、土地ころがし屋の彼女も、♪愛という字書いてみては ふるえてたあの頃 浅い夢だから 胸を離れない♪(詞:村下孝蔵)なんて、彼の…
>>続きを読む話の展開が特にあるわけではありませんが、狭い同世代のコミュニティが一様に老いていく様を淡々と切り取った今作を、血の通った一つの映画として仕上げたのは、まさに役者たちの名演技と、それを安定したカメラワ…
>>続きを読む金貸しを生業とする元芸者(杉村春子)のもとにかつて恋仲となった男(上原謙)から手紙が送られてくる。
若い世代との対比が切ない。
度々愚痴をこぼす細川ちか子&望月優子の仲良しコンビ(なぜか同じ布団…
【1954年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
林芙美子の同名小説の映画化。杉村春子演じる元芸者の金貸しを中心とした女性映画。
『めし』『稲妻』『妻』に続く黄金コンビだが、やはり相性がいいんだ…