晩菊に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 5ページ目

「晩菊」に投稿された感想・評価

裏成瀬ベスト。
てかそもそも成瀬って裏なんだけども。

杉村春子が 、90'sでゆーJビノシュなりIユペール的な立ち位置でとにかく最強。

主な登場人物は杉村春子、望月優子、細川ちか子の3人、3人は元芸者でその時代からの顔なじみ

杉村春子は女一人の暮らし(プラス耳の聞こえない住み込みのお手伝いさんがいる)
金貸業をしており望月や細川に…

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papi

papiの感想・評価

4.0
金・金・男・子ども・金・金…すばらしー。金を無心する上原謙最高だったな。しかし女性映画というより本物のおばさん映画だった。おばさんしか出てこない。素晴らしい。
アノ

アノの感想・評価

3.7

これはかなりのヤルセナキオ。
提示された問題は解決されずキャラクターはそのまま変わることなく生きていくだけ。

見明凡太郎が杉村春子を訪ねたときの縦構図が良い。犬の鳴き声と時計の秒針の音で不穏さを駆…

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Aik

Aikの感想・評価

3.8
お金を貸し借りするために人が動いて物語が進んでいくの面白かった。

ピース吸う着物の女性格好良いな。
今はまだ娘目線で見てしまうから、子供を産んで本当に良かったという母たちの言葉にジーンときたり。
Lalka

Lalkaの感想・評価

4.0

紛れもない成瀬作品。一瞬のさりげない「どこにいるのか、リル〜」(「上海帰りのリル」51年、作曲:渡久地政信)、モンローウォーク『ナイアガラ』(53年)、ホルモン注射というのも当時の流行りだろうか?更…

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杉村春子、細川ちか子、望月優子がまた強烈。ユーモアとペーソスと強さをすべて持ってる。哀しいのに強い。ロケ地はもろに本郷の菊坂あたり。今とそれほど変わらないのが凄い。
sacchinn

sacchinnの感想・評価

4.0

人生から種々の若さの恩典が失われ、迫りくる孤独に直面することを避けるため金を頼む。
最後に望みをかけた昔の恋人に幻滅させられても、金という虚妄にすがることのできる彼女は、死ぬまで痛みを直視する事はな…

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SH

SHの感想・評価

4.0

昔からの友人、若い世代との価値観の違い、仕事、昔の男、お金の貸し借り....がっかりすることもあるけど、ユーモアもあって暗くならない。
友人「ねえ見てあれ、なんとかウォークよ。アメリカの女優の。私だ…

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主な登場人物が中年の女性で美女も出てこない、こんな引きのなさそうな映画をよく撮ってくれたなあ。一定以上の年齢の女性には必ずしみると思う。望月優子のモンローウォークが素晴らしい。

「没後50年 名匠…

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