5人の主人公が日常をおくる中で感じることや
哲学をただぽつぽつと呟いていて
あ、心の中にとどめておきたい
という言葉にいくつか出会ったけれど
ストーリーの流れとともに結局忘れてしまって
最後には全体的なぼんやりとした余韻しか
残らなかった。
他人の人生の中で感じることは
自分の人生の中で実際に起きた出来事ではないから
共感できる瞬間があったとしても
自分のものにはできない
他人から影響は
自分のものにしたくて
掴もうとして掴みそこねて指の間からすり抜けていったものの余韻や感覚の積み重ねなのかな。