タカヲ

アマデウス ディレクターズ・カットのタカヲのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

モーツァルトにしろ父親にしろ、厄介者が消えたところで、サリエリ自身に変化があるわけではない。何が起ころうと凡人は凡人のまま。「天賦の才」とはよく言ったもので。
神に縋ることさえ諦めた彼は、凡庸なる者の守り神になるしかないのである。

…とはいえ、彼の名がこうして後世に残ってるのも事実。隣の芝生が青く見えちゃったって、自分を忘れることなかれ。
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