あき

アマデウス ディレクターズ・カットのあきのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽の才能があるだけで、自分の欲望のままに生きるモーツァルトと、音楽の才能さえあれば良いと願い敬虔に生きるも、モーツァルトほどの才能が与えられなかったサリエリ。
モーツァルトを陥れることで自分の尊厳を保とうとしていくものの、やはり音楽の才に魅入られてしまい、モーツァルトが曲を作る度に劇場へ足を運び、感動し、圧倒的な敗北感に打ちひしがれていく。

社会的に認められているのはサリエリのはずなのに、音楽ではモーツァルトに敵わない事がわかってしまい、嫉妬し、狂気に呑まれていく。

テンポも構成も良く、180分と長い映画だったが中弛みは感じなかった。

ただ、登場人物になかなか感情移入できず、良い映画だとは思ったが自分にはハマらなかった。
あき

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