オレンジロード急行のけんいちのレビュー・感想・評価

大森一樹監督の商業映画デビュー作。

ラジオの海賊放送を続ける若者たちと、自動車泥捧を続ける二人の老人の話。

自動車を盗む手口の面白さ、両者が絡む意外な展開と爽やかな結末。

娯楽性豊かな中にも、実験精神が垣間見える点が興味深い。

本編前に短編映画『夏子と、長いお別れ』 の上映。

そして、終映後には樋口尚文さん（映画監督・映画評論家）によるトークショー。

前者は、結婚観などを語る女性と、不思議な拳銃を開発した男の話。

後者は、本編と同じくらいの時間、たっぷり色々なお話を聞かせていただいた。