「拳銃を持つその手で小さな命を救った」
世界一危険なスラムで生きている少年ツォツイが子供を拾う…というより車盗んだらもれなく付いてきてしまった
犯罪の知識しかないツォツイの育児は見てられない
…
あいつは無学だ、品位がない。そう言われたとして、誰も教えてくれなかったのなら、その無知は誰の罪なのか?
命の尊さを知らず、自分の無知さを知らず、どうしてその崇高さを知ることができようか?
しかし命の…
何で赤ちゃんに対して愛着を持って頑なに元の家族に返すことを拒み続けたのか、何で返すことを決断したのかがいまいち描写されてなくて、いまいちしっくりこない。ただスラムの雑多で混沌とした雰囲気や南アの音楽…
>>続きを読む一人の赤ん坊が、スラムのチンピラ少年の魂を深い穴の底から救い出す物語。
仲間からはツォツィ(=不良)と呼ばれ、本名を名乗らない少年。彼が主人公。おそらく十代、革ジャンで決め、舐められまいと周りを威…