シネマスカイウォーカー

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号のシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

3.6
007/ジェームズ・ボンドシリーズ第1作目。

〜あらすじ〜
時は東西冷戦時代。
宇宙開発が進む中、ロケット発射実験の妨害工作が発生。その直後イギリス諜報部ジャマイカ支部からの連絡が途絶える。事態の解明を急ぐイギリス諜報部は殺しの許可も与えられた00(ダブルオー)のエージェント007ことジェームズ・ボンドを派遣する。調べを進めるにつれてボンドは妨害工作がドクター・ノオと名乗る科学者とその組織"スペクター"によるものだと分かる。
007はこの妨害工作を阻止することが出来るのか.........



〜ネタバレなし感想〜
イアン・フレミングによる原作小説を1962年に実写映画化した後に世界興行収入第4位にまで登り詰める人気フランチャイズシリーズ"007"の記念すべき第1作。この60年のご長寿シリーズの初代ジェームズ・ボンドを務めるのはショーン・コネリー。やはりコネリーボンドが個人的には1番のジェームズ・ボンドだと思う。冒頭のカジノのシーンで「ボンド。ジェームズ・ボンド」と言いタバコに火をつけテーマ曲が流れるシーンは007史上最初にして最高の登場シーンだ。

ボンド映画お馴染みのガンバレルシーンは第1作目から存在しており、オープニングクレジットはガンバレルの直後に流れる。後のボンド映画ではお馴染みのアバンタイトルと言われるタイトルが出て映画の本題(起承転結の起に入る前)に入る前の掴みの数分間の戦闘シーンが無い。また、後の作品ではその時代の売れっ子アーティストを起用したテーマ曲と共にクレジットが流れることがお馴染みとなっているが、第1作の時点ではテーマ曲が使用されている。