嘘、疑惑が渦巻く町で自分のエゴを突き通す人間ばかりで気持ちが悪くなるような映画。
惨たらしい暴力シーンはほとんど出てこないのに、見るのが辛くなってきて何が真実なのかがわからなくなる...
結局、一番罪が重いのは悪い事をしてもいいように解釈して肯定するジミーの妻だと思う。
もっとお互いのことを信じられたら、もっとデイヴが普段から素直に嘘のつかない人間だったら結末も変わっていたかもしれない。
オスカーを獲ったショーン・ペンよりもマーシャ・ゲイ・ハーデンの夫を疑ってしまったけれども、心の奥底では愛している妻の演技が良かった。
