この映画の面白いところは、戦争の残虐さを残虐なシーンを見せることによって訴えるというような、通常よくある手法を用いるのではなく、逆に全くそういうシーンを描くことなく、見事に"戦争の無益さ"というテー…
>>続きを読む派手さはないが台詞の一つひとつが重く、深い人間ドラマ。
唯一生き残った人類はオーストラリアにだけ、放射能濃度がどんどん濃くなる中、提督と秘書も艦長も学者も乗組員もそれぞれが騒がす、迷惑もかけず、「想…
このレビューはネタバレを含みます
異様なクローズアップが時に迫る。
彼らは、第三次世界大戦、核戦争で生き残った人間たち。
彼らがいるオーストラリア以外、北半球は被爆汚染され死滅、その対極にある南半球最果ての南極に希望を託すが、既に放…
終末×潜水艦で(「復活の日」だ!!)ってなりながら見た。
(そもそもで小松左京は本作の原作を読んで「復活の日」を手掛けたらしい。)
丁寧に絶望を重ねていく流れが美しい…。
妻子の死を受け入れきれな…
1964年、核戦争によって北半球の人々の大半は死滅した。
深海で潜行中だったために生き残ったアメリカ海軍の原潜スコーピオン号は、放射線汚染が比較的軽微で南半球に位置するオーストラリアのメルボルンへ逃…
すごい面白かった。まず『渚にて』という題名でSF映画なのがいい。あと核のカタストロフではなく、核戦争後の地球全体の余命宣告を描いているという点。カメラも生き残った人々の視点を越境することがほとんどな…
>>続きを読む第三次世界大戦によりゆっくりと滅びゆく人類と残りの時間を過ごす人達。
救いを求めて何度か航海するも……………
ゆるりと滅んでいくSF的側面が強い作品にもかかわらず1959年作とは…
この時代にこ…