まみこwith餅さま

渚にてのまみこwith餅さまのレビュー・感想・評価

渚にて(1959年製作の映画)
3.5
タイトルから連想される静かな雰囲気はありません。

終末というより、週末、あるいは年越しイベントを待つムード。

通常モードの西洋風味に、ちょっぴり危機感でスパイシーに。

グレゴリー・ペックとエヴァ・ガードナーのロマンスに80%くらい費やしてる印象。

今ならもっとリアルな再現ができるでしょうが、時代を感じる雰囲気も面白いです。

1957年に刊行されたネヴィル・シュートの原作では、

終盤のピーターの言葉が印象的でした。

曰く、事態を改善する可能性があったのは

新聞による真実の報道だったが、

誰もそれを行わなかった。

我々は、美女の写真や暴力事件の見出しにばかり目を奪われていた。

そして、政府には正しい方向へ導く力がなかった。 



⚠️放射能汚染⚠️

核兵器廃絶のニュースは時期がくれば

定期的に流れますが

同じ危機を持つ核燃料については

なにかの動きがあれば報道する程度。

隣国からミサイルが飛んでくる事態にも

核兵器と変わらぬ危険物をいまだに

保持、運行しつづけているのは狂気の沙汰です。

神話としてイカロスの翼という戒めも

熟知しながら、どこまでも飛ぼうとする

人間のサガなのでしょうか。

この古いモノクロ映画を観ていた時代から

技術も情報も進んだけれど、

状況はさらに近づいているというのに……💦💦💦


✨✨✨🇦🇺✨🦘✨🎶✨✨✨

重くなっちゃったので

映画の内容と関係ないハナシを…

冒頭で流れる名曲『ワルチング・マチルダ』

私も口ずさめる懐かしい歌です。

なぜ此処で使ってるのかな?

と検索し、初めて曲の由来や歌詞の意味を知ってビックリしました!

オーストラリア連邦の愛国歌!

歌詞は、羊泥棒で捕まりそうになり、飛び込み自殺した浮浪者の霊が呼びかけてるという内容!😱💦💦💦

オーストラリア🇦🇺恐るべし!!!

あの歌詞を大合唱しているとは!!!

本当に驚きました。

映画の内容よりインパクトありました。

ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘💦💦