1959年制作のモノクロ作品。
制作時から換算すると5年後の未来が舞台で、核戦争で北半球が全滅し、やがて訪れる放射能と死を待つオーストラリア人とアメリカの潜水艦の兵士を描いた、メッセージ性の高い作品…
「まだ時間はある」
そう言われて60年。まだ時間はありますか?
イギリスの作家ネヴィル・シュートのSF小説を原作にした古典映画。
核戦争後の世界を画いたデストピア物の原点的な作品。
派手な展開…
このレビューはネタバレを含みます
2024/05/30
派手な演出はなく、基本的に静かに展開していくので、観る人によれば合わないかも。
しかし、数あるポストアポカリプスものの中でもかなりリアルを感じたかもしれない。1959年の作…
小説が発表されてすぐに映画化されたようですが、設定もその5年後とはSFというには随分リアルな気がした。実話ではないのだから、いつでもいいんでしょうが、、、唯一の被爆国日本では当時はどのように受け取ら…
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静かにゆるりと終わりに向かって生き続ける。ずっと悲観的なムードではなくむしろ普通に粛々と生活している中、時折それが崩れる瞬間が非常に良かった。
「たまらないんだ」と。
グレゴリー・ペック、とても好…