オランダの画家フェルメールの肖像画をモチーフにした作品。
内容や展開は、どちらかというと地味なのですが、この作品には華があります。
昔のヨーロッパの世界観なども美しいのですが、なんといってもスカヨハのナチュラルな透明感には凄く惹きつけられるものがありました。
どの場面を切り取っても絵になりそうな芸術的な作品です。
また自分は、絵に関して素人なのですが、この映画を見た後に、真珠の耳飾りの少女の絵を改めて見てみると、細部などが気になるようになり、作品の見方が変わり、美しさが増しました。
美術が好きな方にはもちろん、そうでない人にもオススメできる作品です。