Jaya

海底王キートンのJayaのネタバレレビュー・内容・結末

海底王キートン(1924年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

富豪ロロが隣のベッツィにプロポーズしてフラレて一人新婚旅行に出るもベッツィと二人だけで漂流するお話。風呂に間違えて入るのは後へのフリだろうか?

船の上での追いかけっに始まる二人のやりとり。走る速度がどんどんあがるのが楽しい。浮き輪が頭に直撃と窓の外の肖像画は笑ってしまいました。

潜水服着込んでの海底作業は圧巻。当時の潜水服は素手だったのか…!どうやって撮影したのか不思議。ロブスターとカジキが愛らしい。かなり危険な撮影だと思うのですが。上陸シーンもバラスト着けたまま平然と歩いてて凄い。

黒人の使い方も原住民の認識も今では危うい。花火打ち込まれて怪我人出なかったのかな…。最後はまさかの潜水艦エンド。平然と艦橋によじ登る体力が凄い。

違った形でキートンの超人ぶりが味わえるとともに、撮影のスケールの大きさに驚いた名作でした。
Jaya

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