このレビューはネタバレを含みます
ある街のあるカップルを主題に出会いや結婚、出産など人生模様を凝縮して描く。
冒頭の現代の風景から時代を遡る演出や、場面転換、アイスソーダを飲みながら告白するくだりや変わりゆく街と死別した登場人物の墓標、終盤の死後の姿になり現世(思い出?)の世界に現れる際の演出など色々と見ていて楽しいものがある。
ただ個人的にはナレーションによる「覗き見」なのか登場人物に感情移入するのかどっちつかずになってしまったので、あまりハマれなかった。
つまらないかって言われるとつまらないわけでもなく好きな演出もたくさんあったので単純に自分の観たコンディションというか心情の問題なので改めて観れば面白いって思うかもしれない。