きりん

重役室のきりんのレビュー・感想・評価

重役室(1954年製作の映画)
3.8
大手家具メーカー、トレッドウェイ社社長の急死により後任を選挙で争うことになった重役たち。社長の椅子の座をめぐり対立する重役間の駆け引きを描いた話。

株価下落を見越して株を空売りするもの。
社長の座を狙わんと票固めに画策するもの。
物作りに思いを馳せるもの。
それぞれの思惑を胸に重役会議が始まろうとしていた。

重役室というタイトルからワンシチュエーションを想像したけどそうではなくそれぞれの思いが交錯し最後に重役室へと集まる話だった。

私は企業には属していないので会社における昇進とかポジションとか全然無縁で、トップが急に居なくなるとこうも慌てふためくもんなんやなと変なところに感心フム(( ˘ω ˘ *))フム
こういう争いには巻き込まれたくないです。

下町ロケット然り、物作りに携わる人々はお金利益も大事だけど消費者の事を考えてより良い物を提供するという精神にあっぱれ。
最後のスピーチ後に訪れるカタルシスは見事👏🏻
きりん

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