Jumblesoul

新源氏物語のJumblesoulのレビュー・感想・評価

新源氏物語(1961年製作の映画)
2.5
古典である紫式部の和歌集を、川口松太郎が小説化したものの映像化作品。
平安時代という公家が全盛期という時代の話なので、感情移入は殆どできず。映画にしたせいかセリフは京言葉ではなく、全て現代の標準語なので雰囲気が出ていない。
クールで美形な若尾文子が呪い殺された(?)以後は、話の展開が良く分からず終わってしまった印象。
光源氏役の雷蔵さんはさすがの品の良さだが、やはり着流しの風来坊役の方が似合っている。
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