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スレイヤーズ ごうじゃすのmitakosamaのレビュー・感想・評価

スレイヤーズ ごうじゃす(1998年製作の映画)
3.1
スレイヤーズ4作目。相変わらずのギャグアニメ。

今回は単なる領主の親子喧嘩にリナとナーガが両陣営の助っ人に各々入り争う、という話。
了解の娘が小遣い値上げに応じなかった為にドラゴン軍団を率いて父と戦うという、しょーもない展開。二人しかいないのに四天王とか、トホホなギャグてんこ盛り。

とはいえ、ギャグに緩急があるのが実に上手い。シリアスに見せかけてギャグでスカすという王道が繰り返しテンドンで繰り広げられる。
この緩急ギャグに貢献してるのが、領主役のベテラン声優・神谷明。
シリアスな低音とギャグの高音の、美声ながら落差のある神谷ボイスは流石ですわ。

リナとナーガが代理で戦い、ナーガがズッコケて負けるのもお約束。
だが、ラスボスが現れ苦戦すると暗黙の了解で、ナーガがリナのバックアップに自然に回っているのがカッコイイ!名コンビななぁ。

しょーもないギャグを連発しても、抑えるところをキチンと抑えているのでとっても見やすい。
作画も安定して高く見応えあるよ。
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