TOTTO

パーフェクト・ゲッタウェイのTOTTOのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

深夜の地上波にて

冒頭のクリフとシドニーの新婚夫婦の会話や途中から同行していたニックの行動を怪しむ会話を見ていると彼らが犯人だというのはちょっと想像出来ない。あんなに自然に振舞えるものなのかな?
それにクリフの言動はどちらかというと文系男子のそれで、狩りに向かう前後など弱々しく見えるほどなので、終盤の殺人鬼のクリフとは体格も違って見えます。そういうこと書いてて、途中でスコア落としました。

ニックの武勇伝の中に頭にプレートが埋め込まれている話があって、そこは銃で撃たれてから甦ることへの伏線になってて良かったです。
ただ、甦ってから全力で駆けだすニックは愛する彼女を救おうとする部分を描いている事に関しては共感できるけど、もう少し後まで死んだ事になってた方が驚きはあったかも知れません。

その終盤でクリフとシドニーが犯人だと気付かせた後に回想シーンを挟み込んでましたが、それが長すぎて緊迫感がちょっと途絶えたかなと。

となると、クリフとシドニーって冒頭のレンタカーで移動しているシーンから実は犯人だったの?ちょっとそこは不自然な感じ。
あと、ヒッチハイクを断ったカップルが逮捕された時に男のバッグから惨殺された人の歯が出てきたシーンがあったけど、クリフとシドニーが犯人ならあの逮捕と歯は何なのかなぁ・・・

もう少し、脚本を上手く仕上げてたらもっと面白くなってた映画かなと思いますが、それは脚本家のクリフが実は殺人犯が成り代わった偽物だと考えると下手な脚本も何だか納得してしまいます(笑)
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