オーウェン

大陸横断超特急のオーウェンのレビュー・感想・評価

大陸横断超特急(1976年製作の映画)
3.8
「スピード」の元ネタになったというだけあり、止まらない列車という件。
さらにはサスペンスやコメディにアクションにロマンスと、エンターテインメントの枠をこれでもかといわんばかりに散りばめている。

ジョージは乗り込んだ列車シルバー・ストリーク号で秘書のバーンズと恋仲に。
だがそのバーンズの教授の殺害現場を目撃したことから、ある陰謀に巻き込まれていく。

ヒッチコックあたりなら間違いなく興味を持ちそうな題材だが、主演にジーン・ワイルダーを当て込んだので、コメディ色が随所にみられる。
特に相棒になるリチャード・プライアーとの黒人に変装しようとする場面は見もの。

最後の暴走する列車のスペクタクルシーンもサービス満点。
演技派を集める列車の乗客なども多数おり、2時間たっぷり楽しめる中身に仕上がっている。
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