東映youtubeで公開された5部作の1作目。今作は見逃しちゃって結局アマプラで見た。
言わずと知れた曲亭馬琴の南総里見八犬伝が原作。
冒頭、プロローグである八房と伏姫の件が語られる。
里見の敵を討ち取った忠犬・八房は約束通り伏姫を嫁に貰う。
身体よを許さなかったが色々あって懐妊。伏姫が切腹した傷から八つの珠が放出される。
里見の家臣は法師となって珠を持つ８人を探す旅に出る。
犬塚信乃（千代の助）と犬川荘助（小金井修）は珠と花の痣を持つ義兄弟。
信乃の許嫁・浜路は代官に横恋慕されていることもあり、妖刀村雨を献上しようとするが網乾左母二郎により偽物にすり替えられてしまう。
この村雨が凄い。水も滴るというか、霧吹きみたいに水が出る。
1本50分程度の5部作ということで、新諸国物語などと同じ少年向きな健全時代劇ではあるが、新諸国〜に比べるとチョット物足りない。
正直前半は退屈だ。新諸国〜のような面白忍者や妖術使いが出てこないもんな。
信乃は代官の所に行き村雨を献上するが、真っ赤な偽物に怒りを買われ家臣に囲まれる。
信乃は剣を振るい逃げる。千代の助のチャンバラがとても強そうには見えないが、それでも多勢を相手に逃亡。
そこに代官の家来で凄腕の犬飼現八（錦之介）が登場！
城の屋根の上で大立ち回りだ。このシーンは普通に凄い。何処でロケをしたのかは知らないが、普通に屋根瓦の上でチャンバラしてる。ようやく面白くなってきた所で第1部終了〜〜〜。
