たいすく

13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!のたいすくのレビュー・感想・評価

2.8
「本気で怖いモンスター・ジェイソンと13日の金曜日が観たい」。
そんな夜にオススメの作品です。

シリーズ五作目がなかったことにされてしまったため、物語は四作目の後の話に。ジェイソンの悪夢に悩まされつづける惨劇の生き残りトニー・ジャーヴィス少年は、ジェイソンの存在を世の中から完全に消し去ろうと彼の墓をあばき、鉄の柵を死体の心臓に打ち立て、燃やそうと考えます。ところがどっこい、その鉄の柵に雷が落ち、ジェイソン・ボーヒーズは不死身の殺人鬼として、第二の生を受けてしまうのでした。なんじゃそりゃ。

手に持ったナタ、ボロボロの服、ノッシノッシと歩く、振り向くといる瞬間移動、有名なジェイソン像は、実は本作から生まれたのです!とにかく、不死身のモンスターとなってあらゆる不条理を可能としたジェイソンの活躍ぶりはすばらしいのひと言。実に『13日の金曜日』らしい作品です。

夏のうちに観ておきたい一本といえるでしょう。
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