ネズミツオ

13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!のネズミツオのレビュー・感想・評価

4.4
ジェイソンを滅多斬りにし、地獄に葬ったトミーが大人になった。トラウマを克服するため、墓を掘り返したらジゴワットな稲妻がミイラ化したジェイソンの遺体に直撃!パート6から無敵の殺人気になったホッケーマスクのオッサンが多種多様な殺めテクで楽しませてくれます。

余所者をどうしても受け入れない頑固な保安官と、レーザー照準器付きピストルを使いたくてウズウズしてる助手という凸凹コンビが良い味だしてるんですよね!素手で首をねじ曲げたり、潰したりと今作は力業でゴリゴリとキャンパーを抹殺していくジェイソン先生。中の人(C.J.グラハム)は歴代ジェイソン・アクターの中でも随一のイケメン。

保安官のじゃじゃ馬娘メーガンの屈託無い行動に心惹かれます。サバゲーのくだりとか、コミカルに描いているけど実は相当エグい(笑)四肢切断に斬首…ペイント弾が命中し一瞬怯むジェイソンは演技力に長けてるなあ~♪

主題歌「He`s Back」をハードロックの始祖アリス・クーパーが手掛けていて、ものすごいカッコイイ!歌詞が「ヤツが帰ってきた!マスクの男がやってくる。」と思いっきり死亡フラグバリ立ちにも関わらず、呑気に飯の支度をするカウンセラーの車からジャカジャカ流れてくるんだから笑うしかない。。

まぁ結局幼い頃に溺死したボーヒーズさんですけど、帰巣本能があってクリスタル水の中が落ち着くみたいw 鎖ぐらい外せるでしょ!ってな突っこみは無しにしても、バタリアンのフレディで有名なトム・マシューズの起用はナイスでした。007のオマージュなオープニング場面。ジェイソンがスーパー殺人ヒーローになる記念碑的な1本。子供は見るだけ。だってお友達なんだもん(*^▽^*)

【2017年10月12日(木)】1991年8月22日(木)、
木曜洋画劇場の録画ビデオで鑑賞。

※初見は88年頃のビデオリリース時にレンタルビデオで。

⚫トム・マシューズ(トミー):池田秀一
⚫ジェニファー・クック(メーガン):高島雅羅
⚫デビッド・ケーガン(ギャリス保安官):樋浦 勉
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