McGuffinマクガフィン

バターフィールド8のMcGuffinマクガフィンのレビュー・感想・評価

バターフィールド8(1960年製作の映画)
3.5
勝手に酔いしれて盛り上がってる二人のロマンスよりも脇役が気になる。
幼馴染とその恋人。
不安気な母親と、皮肉屋のその親友。
妻とその母親。
ハッピーモーテルの女主人。
脇役たちの会話がリアルで彼らは築いてきた人間関係や良心と真摯に向かい合って生きている。こういう人たちは衝動に押し流されそうになっても理性を保つことができるんだろうな。リズの美しさを押し出しながらも不倫をロマンチックなものとせず、客観的に見るといかに滑稽なものかがよくわかる映画でした。商売女への偏見も盛り込まれていた。

コート盗んだのはミンクへの憧れもあったけど服を破かれたからだし、事故はしつこく追われたからだし、男の責任が大きい😤