トラスト・ミーのuuyhのネタバレレビュー・内容・結末

物語裏に中絶反対による批判と女性の存在価値に対しての思索が存在してる部分が面白い。
ガスヴァンサントもそうだが、この90年代の時期にある種のマイノリティ視点での映画を作っていた事に先見の明がこの監督にあったのだなと感じられた。
お互い、または身近な人間同士を理解していくにつれての反撥や不信による面倒臭さ、生き方の報われなさに臨界点に達した時、自害目的で手榴弾や爆弾を爆発させたくなるぐらいに自暴自棄になってしまう様を素直に描いている。