がんばれ集中力

トラスト・ミーのがんばれ集中力のレビュー・感想・評価

トラスト・ミー(1990年製作の映画)
4.7
不器用な人の言葉ってなぜだか聞き過ごせない。テキトーに器用に世渡りしてる人より色んなことに敏感で気付きがあると思う。
"愛は人に愚かなことをさせる"
この台詞で、愛という憎悪を思い出し
"尊敬や称賛の方が愛情より大切だ"
この台詞で、尊敬できる部分がないと愛情は冷めるという理解に及び納得できるのが少し悔しくもあった。
でも、マリア同様私もそれは等しくあって欲しい。
最後の台詞は異性慣れした器用な人達が言いそうな台詞だけど、この2人だからすごくロマンチックだったな。


マシューの父親やマリアの母親が性格歪んでいて行動がさらにイカれててその辺は理解に苦しむけど、なぜだか画面の絵がキレイ(この監督のカメラワークというか、色合い、見せ方めちゃくちゃ惹かれる、音楽も独特で◎)なので苛つく場面も後味悪くないのが不思議…笑。


マリアのボストン眼鏡姿がとてもかわいい。
顔も小さっ。マシューが大きめなのもあるけどキスシーンの時サイズ感よ、。


SIMPLE MENで独特なテンポを知ったので心地よさもあったし、この監督の映画は英語の勉強にもなる気がする。定期的に観たい。
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