猿山リム

オーシャンと十一人の仲間の猿山リムのレビュー・感想・評価

オーシャンと十一人の仲間(1960年製作の映画)
2.4
 わたしの4月は嘘や詐欺作品強化月間。
 良さげな詐欺師作品は無いかなと検索していたら、『オーシャンズ11』がヒットし、そう言えば以前、こっちの方を買っていたはず…と自宅を探して見つけた一本。

 戦時中同じ部隊にいた戦友たちが、つるんで強盗をする作品。
 厳密に言えば詐欺師モノではないが、作戦を立て下準備を拵え、臨機応変にトラブルに対処する様は、詐欺師モノに通じる面白さはある。

 多分、豪華なキャストが一同に介する事自体が見どころなんだと思う。
 メンバーが集結するところから丁寧に語られ、肝心な強奪のトリックはそんなに複雑でもなかった印象。
 その分、ハプニングなどの対処で魅せてくれる。

 ベテラン映画人が無難な仕事をした印象、良くも悪くも。
 1年1オーシャンズ鑑賞作戦も面白いかなと思ってみたり。

 DVDに、オーディオコメンタリーもついていたが、翻訳字幕が無かったので観られず…。
猿山リム

猿山リム