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スリーピー・ホロウのkyokoのレビュー・感想・評価

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)
3.6
冒頭のジャック・O・ランタンがグワッと映ったところからして、もうティム・バートンワールド。
よく明るい作品中にもダークなイメージを醸し出す彼だけれども今回は漆黒の(まさに)中にも明るい感じが。
とにかく、ゴシック調の独特の凝った映像がステキ。黒黒黒。お金かかってるでしょう?
町まるごとセット作ったらしいし。でもなんかキッチュなの(笑)
一緒に見た友人は「前世は刺された気がする、首が落ちるとこ、痛い!って感じだった」とか言って弱ってたけども。
私は「良かったぁー!」って大満足だった。
首が転がっても血がブシュッ!って出ても、それも全部ティム・バートンチックな「なんとなくカワイイ」この感性はヘン?まあいい。
脇を固める名優陣も良かった。首切り騎士役の怪優クリストファー・ウォーケンとか継母役のいかにも魔女! なミランダ・リチャードソンとか、「イ~カボ~ット…」くらいしか台詞がなかったけど存在感のある監督の(当時の)彼女、リサ・マリー(『マーズ・アタック』の時は最高)とか。
もちろんジョニー・デップ!これからもどんな役でもずっと好き。
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