このレビューはネタバレを含みます
わたしなんでレビュー書いてなかったんだろう…?
幼い頃VHSで繰り返し観ていた作品。愛しい時間と重なって思い出されるのでどうしても特別扱いしてしまう。
鮮烈な色彩、美しいアニメーション、突拍子のない物語、耳に残る音楽。トラウマになってしまうくらい、子どもたち、あるいはかつての子どもたちの心に響く、素晴らしい作品だと思う。観るたび感動してしまう。
原作は当時の児童文学は教育的なものが当たり前だったなかで、言葉遊びに重きをおいた革命的な作品。だからストーリーから何か教訓を見い出そうとせずに気楽に楽しめば良い。
ただ、日本語だと訳すと響きも変わってしまうし、文化的にもちんぷんかんぷんになってしまうものが多いし、英語圏の子どもだったならもっと楽しめるのだろうな。
メアリー・ブレアの色彩センスに脱帽。