イタリアにナチスとアメリカが入り込むも安定の全員言語が英語のためカオスになる70年代戦争映画
音楽はエンニオ・モリコーネ☆
子どもに全滅させられるナチスの話で、そんなワケあるかい!と思いきや、ナチスはナチスでゴタゴタしていて結果ズタボロにされるという、なんとも凄い展開に。
子役がみんな上手いので、その分ツラかった。
『レ・ミゼラブル』みたいだわ。。。
1944年、北イタリア。
フォン・ヘヒト大尉率いるナチスが、小さな村を壊滅させた。
生き残った14歳までの少年たち17人は、銃を集めて復讐を誓う。
そして、怪我をした米兵を介抱し、ダム爆破計画を手伝うので、復讐の手助けをしろと持ちかけるのだが……
戦争が子どもたちの人生を狂わせた典型
リーダーの少年がどんどんおかしくなっていくのがなんともツラい。
あまりに暴力的ということで作品もコケたらしいけど、戦争は暴力的ですからね。
むしろこれは子ども視点でもあるし、まだ純粋さも残っていて救いもあるので、そこまで暴力的とも言えない気がする。
ナチス側が大尉以外へっぽこなので成り立った話ではありますが、これはなかなかの良作かと!