ゆみモン

ひかりごけのゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

ひかりごけ(1992年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

事件の語り部である校長と、船長との二役を演じた三國連太郎の演技はさすがだ。

前半のリアリティ溢れる描写に対して、後半の裁判場面が(空想も交えて)やや軽い調子だったのが残念。

しかし、戦時中の人肉食事件を扱ったいくつかの映画の中では、一番感動的だった。残酷だ非人道的だ、又は非常時のやむを得ない行為だ、とどちらかに一方的に決めつける描き方ではなかったからだろうか。