このレビューはネタバレを含みます
ティムバートンジュース
ログライン
幽霊になったカップルが、人間を家から追い出すためにめちゃくちゃな幽霊・ビートルジュースを頼ってしまい、状況が悪化する。
ティムバートン作品の中でもかなり濃い。脚本術的なテクニックをほとんど感じさせない、ティムバートンの脳を絞った汁を飲まされる。ビートルジュースはジーニーとかマスク系のハイテンション人外。モノクロストライプが素敵で、ルックスは完璧だったが、内面に思ったよりインパクトがなかったのが少し残念。
ミニチュアとの絡ませ方がよく分からなかった。ミニチュアの世界にそこまで魅力を感じなかったし、その設定が特に役立っているという感じでもなかった。あと家の外の地獄的な場所もなんか惜しい気がした。とにかく場の設定に勢い任せ感を感じざるを得なかった。
人間サイドのキャラクターもそこまで印象に残るものがなかったが、ゴス少女はよかった。ビールジュースと少女が主役でアニメ化されてるらしい。映画もそれで見たかった。