このレビューはネタバレを含みます
一体何を見させられているんだ?
罵り合ったと思えば仲良くしてまた罵り合っての繰り返し。
郊外にマイホーム。可愛い子供達もいて理想的な夫婦に見えるフランクとエイプリル。だが蓋を開ければ喧嘩ばかりでまともな会話も出来ない有り様。
出会った頃はあんなに輝いて見えた夫が結婚して数年経つと燻んで見える‥なんて事あるよね。それはお互い様だと思うけど。ここではない何処かへ行けばもっと幸せになれると思いたかったんだろうな。
フランクには働かなくてもいいからパリへ移住しようと言い出すエイプリル。無計画な上無謀な話だが2人はノリノリで周りの呆れ顔は見えないらしい。だがエイプリルの妊娠が分かり、しかもフランクの昇進話も持ち上がりパリ行き怪しくなって来た。どうしても幸せ探しにパリに行きたいエイプリルはとうとう言ってはいけない一言を口走る。
”長女を産んだのは間違い”
罵り合いが止まらない2人だったが次の日の朝にはケロっとしているエイプリル。笑顔で夫を送り出し1人で器具を使い中絶をしたのだったー。
まぁーこんな感じの映画なんですが共感出来る部分も少なく、と言うが移住も妊娠も無計画過ぎて「何言ってるの?」って感じでね。
2人の愛は燃え尽きたのかなぁ?
でも夫婦って愛だの恋だのとは次元が違う気がするんだよなー。だって運命共同体じゃん。