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マリー・アントワネットのすきすきまのレビュー・感想・評価

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
3.8
キルスティンダンストすご!!!
メイクとヘアはもちろん影響していると思うんだけど
嫁いだ時の若々しさ初々しさ、10代後半からだんだんと妖艶さを纏って、終盤には子を持つ母の顔になっていく。

頬はふっくら、でも顎や首のラインはシャープな、いかにもティーンらしいあの輪郭はどうしたら手に入るんですか??

動くファッション誌のような映画だけど飽きさせない。
素人が眠くなる古っぽい音楽とロックな音楽が切り替わるの好き!!

マリーアントワネットって浪費癖の悪いやつ
ってシンプルに片付けたくなるけど、あんなキチガイな空間に14でぶっ込まれたら誰でもあの程度の黒歴史ぶち上げるわ。

女帝マリアテレジアの最大の失策がフランスとの政略結婚だったのかな。母としても女帝としても。

ルイ16世と、歪ながらもだんだんと夫婦として心を通わせていく様にぐっときた。

ポリニャック伯夫人の解釈も好きで、
世間一般から見たらたかり屋でも、マリーアントワネットには必要な人だったんだろう。

最後そこで終わりいいい?!
でも、もうちょっと見せてよ!で終わる映画もわるくない。