めめ

マリー・アントワネットのめめのレビュー・感想・評価

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
3.2
完全に女性向け映画ですね。(もしかしたらその捉え方自体時代にあってないのかもしれませんが…)でも多分これ男性が見たら、スターウォーズを見せられた女性と同じ気持ちになると思います😂
正直脚本は軽すぎて、物語が面白いとは言えません。政治性はほぼ省かれているので少し物足りない。ルイ16世側の心情が全く描かれないにも関わらず、マリーアントワネット側に感情移入出来るほどでもないので、なんというか全体的に淡々としています。あとルイ16世が夜の営みに積極的じゃなかった理由、さすがに作品内で説明してほしかったんだが😂前半イライラ止まらんかった😂調べたら色んな説があるようですが…。
彼女の豪遊で財政を圧迫したという描写も軽すぎた。豪遊という感じがしなかった笑 「女王陛下のお気に入り」のパーティーくらいやってほしかったな。でもその虚しさが描きたかったものなのかな…
ただヴェルサイユ宮殿の美しさ、インテリアや小物やら、料理、なにより女性陣のヘアメイクと衣装はもう最高です。前半マリーアントワネットのセリフもほぼなく、建物と衣装の美しさだけを見せてくれる時間があります。笑
衣装を手掛けたミレーナ・カノネロは、ウェス・アンダーソン作品もたくさん手がけているらしい。そりゃあ素敵に決まってる🥺🫶
これは衣装とセットを見る映画。
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