2017年1月4日 BS日テレ
『マリー・アントワネット』
監督、ソフィア・コッポラ。
『スター・ウォーズ エピソード1』や
『ゴッドファーザーpart Ⅲ』の監督もやっています。
14歳で結婚をし、大人社会の仲間入りをし、
そこでの生活しか知らず、
お目付け役がいるけれど、たいして忠告を聞かず、
自由奔放、やりたい放題…のように見えて、
離れて暮らしているオーストリアの母からは、
戒めの言葉をいただき、意気消沈。
早くお世継ぎを!のプレッシャーもあるなかで、
その若さ故 様々なことに興味をもつ。
年齢からすれば当然の行動だとしても、
その地位からすれば問題になったり、非難されたりは
仕方がないかも。
現国王も現王妃も、若い内から国内情勢や経済情勢、
国内農業や産業の生産活動について教わる後継者教育があったならと悔やまれます。
なくなった元国王からして、愛人に没頭しているから、
あの親にしてこの子ありの状態になったのかしら。
臣下の薦めで国民に重税を課すことを現国王は否定しなかった、
すでに蓄えがないのに、アメリカに仕送りをするし……
しかし、放蕩三昧のお陰で別の分野が発達したことになりますね。
ファッション、靴も👡、お菓子🍬、フランス料理と。
冒頭、オーストリアからのお別れの儀式でのマリー・アントワネット、
フランス式のドレスや髪型に変えると急に素敵になって、
やっぱりフランスはファッションセンスがあるってことなのね🎵
キルスティン・ダンストさん演ずるアントワネットの
品がイマイチかな?って思ったけれど、可愛さ、
無邪気さはたっぷりあった。
思い悩むより、笑顔で楽しく明るくという前向きな王妃でした。
きらびやか、重厚な歴史映画ではなく、
この映画を観て歴史を知る映画でもなく、
眺めて楽しむ?映画かも⁉
色使いが実に楽しくきれい。