GWに再放送してたドラマ「君の手がささやいている」を観て号泣💦
耳の聞こえない菅野美穂と、彼女を愛する武田真治のさわやかさに改めて胸キュン💕
で…当時話題だった武田真治の出演作「御法度」をチョイス❣️でも話題だったのは武田真治じゃなくて松田龍平の方!
監督大島渚・音楽坂本龍一・衣装ワダエミ・主演ビートたけし・共演浅野忠信って…豪華な布陣だなぁ!
そしてそこに、男を狂わす美少年松田龍平が加わる、幕末の新撰組を舞台にしたBL時代劇⚔
えっ?そんなに美少年?そうかなぁ?当時19歳の松田龍平…セリフも棒読みだし…ちょっとした角度で美しく見えるっちゃあ見えるけど…新撰組の隊員全てを狂わす美少年ってほどじゃなくない?
武田真治の沖田総司の方がよっぽどさわやかな美少年だよ✨台詞回しも自然だし!
でも何故か新撰組隊員みんなが松田龍平に恋しちゃうって設定!魔性の女…じゃなくて少年❣️
浅野忠信を筆頭に、言い寄る隊員達はみんな彼によって人生を狂わされていく…そんな隊の状況を憂慮する新撰組副隊長土方歳三=ビートたけし。
妖艶な美少年を巡るドロドロの確執の中、衆道に染まらないトミーズ雅やコント55号二郎さんの存在が癒される。美貌の花魁は神田うの。
「愛のコリーダ」=(愛する男性の局部を切っちゃう😱)・「マックスモンアムール」(人間×🦍の愛?)・「戦メリ」(戦時下のBL)と、いつもいろんな愛の形を問う巨匠大島渚監督が、幕末BLに挑んだ遺作。当時相当話題になったんだろうなぁ🤫
ここからちょいとネタバレ
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結局ラストで松田龍平と浅野忠信は、ビートたけしの命によって決闘させられ、浅野忠信は惨死。生き残った松田龍平を武田真治が成敗…でも実は松田龍平は武田真治の事が好きだった。
う〜ん!複雑な人間関係…このラストの展開がイマイチ掴めなくて、何度も巻き戻して観ちゃったよ!沖田が土方に語った物語の意味は?
男色・衆道って何だかクラッシックな響き…司馬遼太郎の短編小説「新撰組血風録」が原作。
新撰組を男色の視点で描くって大胆!と思ったら…隊長近藤勇が「隊内で男色が流行してる」と書簡に記載してて、司馬遼太郎はそこから着想を得たらしい。太古の昔から愛は異性間だけじゃないんだなぁ。
最後まで攻めの映画を作り続けた大島渚監督。彼の描いた多彩な愛の形を観てみたい…けど…刺激強そう😅