Tetsu

緑玉紳士のTetsuのレビュー・感想・評価

緑玉紳士(2004年製作の映画)
4.8
【新鋭クリエイターの栗田やすおが4年半の歳月をかけ、たった一人で制作した渾身のパペット・アニメーション。老舗メガネ屋の跡取り息子でありながら、家を飛び出し都会で行商を始めた緑色の主人公“グリーンピース”が繰り広げる大冒険をユーモラスかつスリリングに描く痛快スラップスティック・アクション・エンタテインメント。個性派声優陣と、細部にまで拘った精巧なセットにも注目】

↑Yahoo映画のあらすじ引用

一人で長い年月をかけて制作したという点、ストップモーションアニメという点、ポップだけどダークな雰囲気という点、
junk head好きな人はこの作品も好きだと思う!

全体的にジャズ風のBGMでお洒落。
オープニングはスーパーファミコンを思わすキャラ絵にフランス風な街並みのイラスト背景で、これまたお洒落。

そういう仕様!?笑
なんでそこでリラックスできる!?笑
などと良い意味で抜け感もあり、ここを面白いと思うか、意味わからんと思うかでも好き嫌いは別れるかと。

ストーリー自体に重厚感は無いかもしれないけど40分だから、ね。

エンディングでepisode1と出てたけど、監督の頭の中では続編の構想があったのかな…。

今は漫画家だったり別の道で活躍をされているそう。
当時はクラファンという文化も日本になくて、資金繰りなど壁も沢山あったのかなぁと勝手に想像してみたり。

似た道を歩んでるjunk headはクラファンを行ったり、海外に持ち込んで賞を取り、逆輸入される形で日本で公開されている。
緑玉紳士は海外に持っていったりしたのかな。日本より海外の方が評価を受けそうな雰囲気。

個人的には栗田監督の続編か別作品かも鑑賞したかった…!
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