せびたん

蛍火の杜へのせびたんのレビュー・感想・評価

蛍火の杜へ(2011年製作の映画)
5.0
蛍は6歳の夏休みに祖父の家の裏山で迷い、妖怪ギンに助けられます。その後、蛍は毎年夏休みに祖父の家へ行き、ギンと一緒に遊びます。ギンは妖怪なので成長が遅くて、蛍が高校生になった時、ふたりの見た目はすっかり同じ年頃みたいになっていて。
ふたりは一緒に妖怪の夏祭りへ出掛けるのですが……という話。

ギンには山神様によって、人間に触れられると消えてなくなる魔法がかけられているので、手をつなげないふたりはジャケ写のようにタオルや棒で手を繋いだりです。

めちゃめちゃ切なくて美しい物語です。
ある程度予想のつくラストではあるのですが、予想のはるか上をいくふたりのピュアでいて逞しい気持ちが胸を打ちます。
少女漫画レベル高っ!て思ったやつのアニメ化でして、名場面だらけでやばい作品です。

もうね、ラストはどうやっても涙腺の崩壊を回避できませんね。
私は原作漫画で泣きまくってたものですから、そしてこのアニメがかなり忠実に原作を再現してたものですから、始まってすぐくらいから涙腺崩壊してました。返却するまでにあと4回くらいは泣けるかも。笑

内山昂輝さんと佐倉綾音さんの声が役にぴったりだと思いました。声優さんすげー。
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