Uえい

地上最大のショウのUえいのレビュー・感想・評価

地上最大のショウ(1952年製作の映画)
2.5
フェイブルマンズでスピルバーグ幼少期に影響を受けた作品として描かれていて気になり、見てみた。

ある移動式サーカス団の人間模様が描かれるが、2時間半は長かった。サーカスの様子もしっかり尺をとっていて、今だと実現できないんじゃないかと思うほどのスケールには驚いた。公開当時の娯楽映画としては最高に楽しかったんだろうなあ。

メインのキャラクターは、座長のブラッド、空中ブランコ乗りのホリー、同じく空中ブランコ乗りで素行は悪いが大人気のセバスチャン、妻を安楽死させて逃亡中の道化師バトンズだ。

空中ブランコ乗り二人の主役争いでどんどん過激になる演技は、ヒヤヒヤした。ピエロのバトンズも優しく、いいキャラスターだった。

団員達の人間模様と、ドキュメンタリーの様なシーンが交互しながら進行していき、フェイブルマンズでも印象的だった列車事故が起きるが、唐突でノレなかった。
Uえい

Uえい