映画好き大学生の独り言

地上最大のショウの映画好き大学生の独り言のネタバレレビュー・内容・結末

地上最大のショウ(1952年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

金曜レイトショー#7

最高のエンターテイメント!タイトル通り、史上最高のショウでした。サーカスシーンの迫力は圧巻。きちんとした指導があるのはもちろんだが、ノースタントで撮影されたシーンも少なくなく、本物のサーカスを観ているような気分になった。何よりもサーカスと団員のことを考えていたブラッドが列車事故で怪我をしてしまう。それでボスの思いを胸に、みんなが一致団結して、コンディションも十分ではない中、成功のため奔走する姿は良かった。今作では、一度は闘争を試みるも、逮捕されるのを覚悟でボスを助けたピエロが一番好き。大好きな映画『素晴らしき哉人生』のジェームズ・スチュアートが演じると、より一層深みのあるキャラクターに仕上がっていた。ずっとピエロのメイクをしたままだったのに、悩めるピエロを演じれるって凄い。

子供の頃、サーカスの絵本が大好きでずっと観に行きたいと思ってた。本物ではないけれど、昔の自分の中のサーカス像の同じ物が見れて良かった。