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テンプルちゃんの小公女のjoeのネタバレレビュー・内容・結末

テンプルちゃんの小公女(1939年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

見やすい手軽な映画という所感

セーラ役は素晴らしかったし、
ダンスシーンもとても素敵だった。
役者の表情、所作がリアル感よりも、美しさを重視する昔ながらの良さが趣あって好きだった。

ただ、つらい境遇なのにそこは描ききれず、断片的な感じで消化不良。
ハッピーエンド風だったけどそもそも有り得ないし(すぐ車椅子から立ち上がって笑った)その後どうするの?という疑問が残る。

記憶が曖昧だけど、小公女ってもっと酷い仕打ちを受けていた気が…。
いじめっ子?も校長も、そこまで悪いことしてないせいか、セーラの天使ムーブもあまり感じず。
どちらかというと普通の子だった笑
なぜ周りからそこまで愛されてるかも説得力に欠けてしまう笑

そしてだいぶ戦争に前向きな映画でちょっと不気味。時代だね。
結局大切な人は戦死することもなく登場人物も観客も無傷。陥落させてよかったねとお祝いしただけ。

最後病院でジェフリーに会って平気で話してるけど怪我してるよね?薬飲んでるよね?今と感覚違うと言えばそれまでだけど…もっと心配しなよって思った笑
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