らんらん

たつまき奉行のらんらんのレビュー・感想・評価

たつまき奉行(1959年製作の映画)
3.0
片岡千恵蔵主演の遠山の金さんシリーズ第14作目(全18作)

今回の舞台は佐渡島、金さん出張編です
なのでちょっと変わった作品だと思われ、クライマックスのお裁きシーンもお白州じゃないし桜吹雪も披露されません

このシリーズそんなに見てるわけじゃないけど、シリーズも続くとマンネリでたまにはこんなのも?みたいな感じなのかなぁ
でも金さんといえばあのシーンがなくちゃダメでしょー、印籠を出さない水戸黄門みたいで物足りないです

まー佐渡島が舞台なのでそこでお白州ってのも無理があるんだけど、それ言ったら奉行自ら佐渡島行くって自体が無理があるからなぁ

出演者メモ
今回の悪役は月形龍之介と山村聰
月形龍之介は表では仏の顔で通ってるけど、裏では鬼の顔がある極悪人、但し往生際は良い
山村聰も善人ぶってるけど実は真っ黒、最後までシラを通す往生際の悪さ

ヒロインは喜多川千鶴、サブヒロインに佐久間良子
喜多川千鶴は金さんに惚れて協力する役、捜査のために女心を弄ばれるかわいそうな役w
佐久間良子は東千代之介と共に金さんとは別ルートで潜入しているスパイ役
月形龍之介に捕まって折檻されます

あとは進藤英太郎と阿部九洲男の強面コンビが意外な役してます
ただのガラの悪い坑夫で、月形龍之介らに協力する悪側かと思いきやクライマックスでまさかの展開
実は金さんの部下で味方だったのにはちょっとびっくり
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