ゆかちん

ハリー・ポッターと秘密の部屋のゆかちんのレビュー・感想・評価

3.0
観たのにあまり記憶に残ってなかった2作目。
要所要所は覚えてるんだけども。
放映時間は一番長いのかな?

一作目で世界観には慣れてるから、魔法界へもナチュラルに感じるように出来てる。


冒頭の叔父さんの家。
一作目と違って普通の部屋をもらえてたけど、相変わらず感じ悪くて嫌になっちゃう。
てか、あんなにハリーを虐めたり邪険にするなら、さっさとホグワーツに行かせる方がいいやろにて思うのに、ホグワーツに行かせたがらないという。
一作目で、ハリーの母がああなったのはホグワーツに行ったからというトラウマがあるみたいなことを言うてたので、ハリーのため?もあるのかもやけど、それならホグワーツに行きたくないくらいの家にしないと逆効果なのにな〜と。あれじゃあ、余計に出たくなるよね。

ハリーの部屋に現れたドビー、めちゃイライラさせてくるやんて思ったら、声がトビー・ジョーンズwアニメ声やから気づかんかった。英国俳優だもんな〜。でも、彼のキャリアの中では初めのほうなのかな。
さりげに凄い魔法使いやった。

ハリーが謎の声を聞いたり、生徒が石化されたりと事件がおき、謎解きが始まる。

封印されていた秘密の部屋が開かれたような問題のことを話してると思ってたら、いつの間にか日記が出てきて、実は秘密の部屋を開けたのは〜みたいに一気にクライマックスへ。
前作もやけど、ここらへんの流れが、なんというか唐突に感じる。なんなんやろう?
唐突ではないけど、会話であっけなくサササッて済ませちゃうからなのか。
や、そんな唐突ではなく伏線もあるんだけど、それわかってても唐突に感じてしまうというか。ギュンときた、というか。なんなんやろうこれは。

てか、最後のあの大蛇のバジリスク。
あれはナギニに関係あるのかな〜。
チラチラとファンタビとの繋がりも意識しないとな。
そういえば、一作目の賢者の石を作った錬金術師ニコラス・フラメルて、ファンタビに出てきた白いお爺さんやねんな。

話をハリポタに戻し。
日記の記憶として現れたトム・マールヴォロ・リドル(トム・リドル)。
彼が後のヴォルデモートという。
彼の名前の綴りを置きかえると「私はヴォルデモート卿」になるという。それが由来かぁ。
しかし、めちゃイケメン!!!
てか、ハグリッドと同世代なのか…?

あと、ハグリッド、結果オーライやけど、あの蜘蛛のところにハリーとロンを行かせるとかヤバくないか?笑。

あの車、なにげに健気。

さてさて。
この作品でヴォルデモートについてもう少し深掘り。
ダンブルドア先生のフェニックスも出てきたり。
ホグワーツの成り立ちもわかり。
あの組分け帽子から出てきたグリフィンドールの剣、めちゃRPGみがあってカッコ良かった。

あと、授業風景もまた少しあるの良かったな。その授業が石化を解くのにつながる。

それと、今作は純血がどうのこうのの問題を取り上げる。
てか、マグルと魔法使いとのハーフではなくて、両方ともマグルでも魔法使いになれるの??めちゃええやんw
ファンタビの時代はノーマジとの結婚は許されないとかあったよな。
でも、ファンタビの時には既にホグワーツあるし、純血がどうのこうのとか言うてたもんな。
結婚ダメていうなら基本純血ばかりなのかと思いきや、家系にマグルがいないのが純血ということで。なんかそれ、普通に無理くない??
それなら、結婚ダメいう意味あんまなくない???子孫残すないうようなもんやん。

血がどうのこうのとか、そんなに気持ちは良くない話だな〜。
あと、マルフォイはお金持ち云々も言うてくる。
これは、イギリスの階級社会や差別やらを意識してるのかな。

どこ国でもそうだけど、なんかそういうのに固執してそれ以外を卑下する人たちって、それがなくなったら自分の誇れる?拠り所になる?ものが一つもなくなるから固執してるのかな。
それはそれで、憐れな人たちだよな。
優秀な人たちを妬んでるだけというか。。勝てるのはそこだけみたいな。中身がないというか。。



そういえば、賢者の石のレビューで、ハリーも血筋やん!てなったけどw、ハリポタは大きな意味では、血統がどうとか金持ちかどうかとかいうより、その人自身を!みたいな方なんだろね。
(まあ、ハリーの血筋やん!ていうのは、純血やどうのという意味の血ではなく、親たちからの能力やんという意味なんやけど。)

最後のダンブルドア先生の言葉がそう。

「自分が何者かは能力では決まらん。
何を選択するかじゃ。」

…自分が何たるかは、生まれや育った環境や備わってるものによってではなく、何を選択するかによって決まるんですよ、というか。

ハーマイオニーがその代表という。


ふむふむ。


そして、今作の注目先生みたいに出てたけど、そんな大したやつじゃなかったし、そんなに何もしてなかったギルデロイ・ロックハート先生にケネス・ブラナー。
ケネス・ブラナー、中身のないハンサム役も似合いますねw
ゆかちん

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