Jumblesoul

素晴らしき日曜日のJumblesoulのレビュー・感想・評価

素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)
1.0
個人的には黒澤明監督のワースト作品。名監督が何故こんな凡作を作ったのか理解に苦しむ。
まだ焼け跡が残る終戦後の東京で、今の貨幣価値なら総額3500円でデートをするカップルの話。硬派の作品が得意な黒澤明監督がハリウッド風恋愛ドラマを作ったが、前半の動物園まではともかく後半のテンポが悪くて見事に大失敗。最後のエア指揮者も長くて退屈。
東宝争議のため新人俳優しか使えず、レギュラーの志村喬や藤田進がいないので仕方がないが、まだ食糧難の頃なのに顔がパンパンの中北千枝子がヒロインではダメでしょ。
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